地下天気図プロジェクト

地下天気図プロジェクト
地下天気図(R)は私共の登録商標となっています

2016年熊本地震などの解析結果を追加しました。

 地震予知の実現は固体地球科学における最後のフロンティアとも言えるものです.特に東日本大震災以降は「地震予知は困難である」という論調がみられます.

 そのため、国の地震調査研究には年間100億円以上の研究費が投入されていますが、「明日東海地震が発生する」、「数日以内に首都圏直下型地震が発生する」というような皆さまが実用的な予知と思われるであろう研究にはほとんど予算が投入されていなのが現実なのです(2016年度は東海大、北海道大学、東大地震研、立命館大、京都大、九州大に総額3000万円ほど。これが全てです)。

 確かに発生時期・場所・マグニチュードをピンポイントで予測する事が極めて困難なのは事実ですが、近年、新たな動きが進んでいるのです。

 その一つが当地震予知・火山津波研究部門も推進している電磁気学的な短期予知の手法であり、ここで紹介します「地下天気図プロジェクト」です.

 我々は予知研究をさらに加速するため、DuMAという会社を設立し、地下天気図(R)の提供を通じ、予知研究を支援していく事にしました。

 「地下天気図(R)」とは、現在の地下の状態(地震発生の状態)を天気図のように可視化したものです。我々は「今できること」をお知らせし、その対価として、若干の会費(個人:月額216円)を頂戴し、収益は委託研究等を通じて関係大学に還元し、地震予知研究を加速させる事を考えました。

地下天気図(R)は、東海大学発ベンチャーと位置づけられるDuMAより、「まぐまぐ」を通じ2016年5月より配信を開始いたしました。

また官公庁の防災担当者の方々には基本的に無償での提供を行っています。配信を希望される防災担当者の方は webmaster@ のあとに、sems-tokaiuniv.jp としてメールを頂戴できれば申込書をお送りします。

 なお、バックナンバーはDuAMのサイトよりご覧になれます。

 地下天気図の計算は気象庁ウエブサイトで公開されています「一元化震源暫定リスト」と防災科学技術研究所のHi-net地震観測網のウエブ公開データを用いています。ここに関係機関の方に謝意を表します。