地下天気図(R)プロジェクト

  2016年4月16日、熊本県でM7.3を記録する地震が発生しました。私共の東海大学農学部の学生も大きな被害を受けてしまい、痛惜に耐えません。被災された方に心よりお悔やみ・お見舞い申し上げます。今後阿蘇山をはじめとする、九州各地の火山の活動活発化が懸念されます。

 4月16日、今後の活動推移仮説を含めた緊急のDuMAニュースレターを発行しました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

はじめに

 地震予知の実現は固体地球科学における最後のフロンティアとも言えるものです.特に東日本大震災以降,「地震予知は困難である」という論調がみられます.
 確かに発生時期・場所・マグニチュードをピンポイントで予測する事は極めて高い目標ですが、近年、新たな動きが進んでいます.

 その一つが当海洋研究所、地震予知・火山津波研究部門も推進している電磁気学的な短期予知の手法であり,ここで紹介します「地下天気図プロジェクト」です.

地下天気図の見方(pdf、必ずお読み下さい)

「地下天気図」とは、現在の地下の状態(地震発生の状態)を天気図のように可視化したものです.地下天気図の作成に使用しているのは、地震がいつ、どこで発生したかというデータ(地震カタログデータ)です。当部門では、「まぐまぐ」を通じニュースレターの配信を5月から開始しました(月額216円)

http://www.mag2.com/m/0001672594.html

地震活動度変化とは?

 日本列島およびその周辺海域で、どれくらい地震が発生しているかを知るためには、地震計を沢山配備して観測する必要があります。

 いつ、どこで、どれくらいの大きさの地震が発生しているのかを記載したリストを「地震カタログ」と言います。日本では気象庁が最終的に全国の大学や、防災科学技術研究所、海洋研究開発機構等のデータをとりまとめています。また防災科学技術研究所でもHi-net(高感度微小地震観測網)のデータを公開しています。また気象庁もホームページで全国の大学や防災科学技術研究所等で観測された地震カタログ(一元化地震カタログ)を公開しています。

 阪神大震災以降、このHi-netの整備が進んだ事で、日本は世界最高水準の地震観測網を得たのです。

東海大学海洋研究所 地震予知・火山津波研究部門のウエブに戻る

お知らせ

2016年03月21日
サイトをリニューアルしました
2016年03月21日
福岡・警固断層が話題となっています
2016年04月15日
4月15日の熊本の地震について